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受変電設備の内部はどうなっているのでしょうか?

受変電設備機器の内部は、次のような機器で構成されています。

・受電用遮断器
・変圧器
・コンデンサ
・配電盤

 

それぞれの役割を詳しく見ていきましょう。



【受電用遮断器】
受電用遮断器は、電力供給会社やほかの需要家に、過電流や短絡事故、異常電圧など
自分の電気工作物内での電気事故の影響を波及させないために、電流を遮断する機器です。
遮断機の遮断時間などは、電力会社との協議で設定します。
また自家工作物内でも、負荷系統を保護するために、末端に近いところから遮断するのにも役立ちます。


【変圧器】
自家用電気工作物では、高圧(または特別高圧)で引き込んだ電圧を
動力用と電灯用に変圧する機器を設けています。これを変圧器といいます。
変圧器には、動力用として「三相変圧器」を、電灯用として「単相変圧器」を用います。


【コンデンサ】
動力設備は、電圧と電流の積に力率を乗じたものを電力(有効電力)といいます。
この電力は、実際に消費される電力となります。
このときの力率が悪いと、見かけ上の電力(無効電力)が大きくなり
無効電力が大きくなると電力供給会社から割増の料金請求が来ますので無効電力を回復させるための機器がコンデンサです。


【配電盤】
引き込んだ電気は、そのまま負荷には接続せず、使用する用途に応じてそれぞれの機器を設置します。
まず、電灯の場合なら「電灯分電盤」を、また動力の場合には「動力制御盤」が設置されます。
これら電灯分電盤や動力制御盤へ、電力を分配する役割を担うのが分電盤です。


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2020.10.20

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