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照明の光源~その種類としくみ~

照明は、夜間の生活やオフィスビルの環境整備に欠かせないものです。
s度の光源として使われているものは、おもに下記の4種類です。


①白熱電球

白熱電球は、タングステンという金属を使用したフィラメント(金属線)に
電流をながして熱放射を起こさせ、発生した熱線を電球管内に塗布しているシリカなどの白い塗膜にあてて
発光させたものです。熱を利用した光源で、発光効率はあまり高くありません。

②蛍光灯

蛍光灯内のフィラメント(金属線)から放出された電子が、封入ガスのなかのすいぎんにぶつかり、
紫外線を発生させます。その紫外線がランプ管内に塗布された蛍光体にあたって光を放射します。
蛍光灯には、本来安定期が必要ですが、最近では省エネルギー形のインバータ式(電子式)の安定器が主流となっています。

③LED

LEDは、p形半導体とn形半導体を接合した構造で、そ個に電圧をかけると、
それぞれのキャリアである「電子」と「正孔」が移動してぶつかり、
持っていたエネルギーの一部が光となって放射します。
(※正孔・・・正の電荷をもつ粒子が、電子と反対方向に移動したように見えること)

④エレクトロルミネッセンス(有機EL)

電界発光や電場発光の総称。
蛍光体に電場を加えると、自然に発光する現象です。
この素子となるものには、無機化合物を使う「無機EL]と、有機化合物をつかう「有機EL」があり
有機ELは、無機ELに比べて、低い電圧でも動作が可能で、現在実用化が進んでいます。

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2020.01.20

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