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省エネルギー対策は建物全体で計画しよう

エネルギーの消費の割合は、施設の種類や目的によって、それぞれ異なりますが、
電気設備はさまざまな機器の集合体ですので、
ひとつの機器だけ対策を講じていて、それでじゅうぶんというわけではありません。

建物全体の総合的な効果を上げるという考え方が大切で、
各機器の省エネのポイントとなる点をまとめてみました。

①照明
照明は、白熱灯、蛍光灯、LEDなどの光源によってエネルギー効率が異なります。
エネルギー効率の良いものを選ぶことは大切ですが、
究極には、照明をつけないことが最大の省エネともいえます。
消灯や減灯をセンサーで調整することは、省エネに有効です。

②熱源
電気のジュール熱で発熱させていると、電力エネルギーは大量に消費します。
最近では、熱をくみ上げるヒートポンプの技術が発達してきましたので、
活用が広がりをみせています。
また、夜間の電力が安い時間代を活用し、その時間帯に発生させた熱を蓄熱し
昼間に使うといった仕組みもあります。

③建築・構造での対策
電気設備の対策とは離れますが、
建築的には、外気を断熱材や屋上緑化といった方法で遮断したり、
太陽光発電などの集熱装置を使って、蓄熱する方法もあります。

電気設備工事に関するご質問・ご相談はこちらよりお待ちいたしております。

 

2020.02.20

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